…またこの部屋に沈黙が流れる。


しばらくしてから私は体をフルフルと


震えさせて、鬼の形相でおじさんに


問いただしていた。


「ちょっと…おじさん!?今なんて言いました
!?男子5人組グループ?はぁ?聞いてないんですけど!?」


完全にソファーから立ちおじさんの顔の


目の前に迫っていた。


そして、ずっと私達の会話を黙って隣で


聞いていた楓季が ゙怜、落ち着いて!!゙ と


私の顔の前で 落ち着けというふうに


手を降ってくる。おじさんも ゙怜ちゃん


近い。近いよ!!゙ と顔を背けていた。