放課後。
授業中に佐木くんとしゃべっちゃったから罰として掃除(泣)
「佐木くん…ちゃっちゃと終わらせて帰ろっ!!
あ。それとね相談のことなんだけど…」
雑巾片手に恋愛相談をするのはなかなか難しくて。
なおさら、男子になんて、一生にあるかないかくらいだろう。
「あぁ。慧でしょー」
「そうそう…ってえーーーー!?!なんで、知ってるの?教えたっけ!それともしらぬまにいっちゃってたとか?」
「違うよ。慧とはサッカー同じでさ。平野さんが幼馴染みって知ってるの。」
笑顔いっぱいでニコッと笑う彼は、いってることと表情が不釣り合いでなんだかとてもこわくみえた。
「だからね?知ってた?俺と平野さん、会ったことあるって。」
「え…。そうだったんですか。」
わかるはずないよね。
だって、その時だって慧くんのこと好きで慧くんしか、見えてなかったから。
「なんか。すみません。」
「いーよ。いーよ。だって、慧のこと好きだったんでしょ?それはしょうがないよ!」
「はい。」
「平野さん、顔真っ赤(笑)かわいいとこあるんだね」
「かわいい!?やめてください!!わたしがブスだから失恋だってしちゃうんです!!」
「平野さんは、かわいいよ?」
誰もいない教室。
小声でそっといった彼の声は、わたしにまで届いていて、なんか初めて味わったかも…このどきどき感。
「あの、佐木くんには話をきいてもらうだけでいいんです!だから、なんかその、言い方悪いんですけど佐木くんに私がいっぽう的に話す形でいいんです!」
いいんです!いいんです!ったいいすぎちゃったかな。(笑)
「うん…♪わかった。」
ニコッって笑った佐木くんは恐ろしいくらいに輝いていて、優しさを感じた。
多分、私じゃなかったら恋におちていたであろうくらいの笑顔だった。
授業中に佐木くんとしゃべっちゃったから罰として掃除(泣)
「佐木くん…ちゃっちゃと終わらせて帰ろっ!!
あ。それとね相談のことなんだけど…」
雑巾片手に恋愛相談をするのはなかなか難しくて。
なおさら、男子になんて、一生にあるかないかくらいだろう。
「あぁ。慧でしょー」
「そうそう…ってえーーーー!?!なんで、知ってるの?教えたっけ!それともしらぬまにいっちゃってたとか?」
「違うよ。慧とはサッカー同じでさ。平野さんが幼馴染みって知ってるの。」
笑顔いっぱいでニコッと笑う彼は、いってることと表情が不釣り合いでなんだかとてもこわくみえた。
「だからね?知ってた?俺と平野さん、会ったことあるって。」
「え…。そうだったんですか。」
わかるはずないよね。
だって、その時だって慧くんのこと好きで慧くんしか、見えてなかったから。
「なんか。すみません。」
「いーよ。いーよ。だって、慧のこと好きだったんでしょ?それはしょうがないよ!」
「はい。」
「平野さん、顔真っ赤(笑)かわいいとこあるんだね」
「かわいい!?やめてください!!わたしがブスだから失恋だってしちゃうんです!!」
「平野さんは、かわいいよ?」
誰もいない教室。
小声でそっといった彼の声は、わたしにまで届いていて、なんか初めて味わったかも…このどきどき感。
「あの、佐木くんには話をきいてもらうだけでいいんです!だから、なんかその、言い方悪いんですけど佐木くんに私がいっぽう的に話す形でいいんです!」
いいんです!いいんです!ったいいすぎちゃったかな。(笑)
「うん…♪わかった。」
ニコッって笑った佐木くんは恐ろしいくらいに輝いていて、優しさを感じた。
多分、私じゃなかったら恋におちていたであろうくらいの笑顔だった。