翌日…
私は学校を休んだ
お母さんは凄く心配してた
そりゃあそうだよね
一人娘が目の下を真っ赤に腫れた状態で帰ってきたら
お母さんには、女手一人で育ててもらって
凄く感謝してる、だから心配はかけたくないけど
こんな顔で学校になんか行きたくない
それに奏が居ない学校なんて…
私はまた泣きそうになったが
もう流す涙が無い
奏はあの後血だらけの状態で親切な男の人の車によって
病院へと運ばれた
救急車などまっていたら
手遅れになってしまうかもしれないから
私は乗って行かなかった、
本当はずっと一緒にいたい
そばに居てあげたい
でも私は…
あれだけの血じゃ奏は…
受け入れないといけないんだけど