僕は家に帰って玄関に立ち尽くしてしまった。時計は十二時を指している。
夢か現かそれとも、なんだ?僕は今日の出来事を一つ一つ思い出していた。仕事を終えて帰って来るまでは特に変わった出来事は無かった。だけど急に変な気配を感じて後ろを見たら瓜二つの女がたっていた。
その二人の女は僕の名前をしっており意味のわからない要求をしてきた、、、。
、、、、実は、はじめはなんだろうと思って聞いていた僕だけど現実ばなれした内容と衝撃的な容姿に耐えきれず話を遮ってカフェを飛び出してきてしまったのだ。
『葉山さま、時間は本当に限られていますよ。いちはやいご決断を。さもなければ本当に終わりを迎えてしまいます。』
なんなんだ、まったく。
考えてもまったくわからない。何を決断して、もししたとして何をすればいいのか、ただひとつ感じたのは変なリアリティだけだった。