学校へ行っている途中、私は夕瓜と楽しい話をできるだけした。



早く忘れたかったから…。



「でねっ、そのときね「無理すんなよ。」



夕瓜が私の言葉を遮った。



「無理してんのバレバレ。あず、まだ瞬のこと好きだろ。」



私の中で閉じこめてる想い、何で夕瓜にバレちゃったんだろ…



「そうだよ…そうだよ、好きだよ!だから無理してでも花ちゃんと瞬が付き合ってることなるべく忘れたいの!」



こんなのただの逆ギレじゃん…。
しかも開き直って。



私の目からは、いつのまにか涙が出ていた。