「う、うん。」

茜は表情こそ、怪訝な顔をしているが

内心は素直に嬉しかった。

「───それで……どこで遊ぶの?」

茜は疑問に思い蓮に訪ねると

「分かりきったこと聞くなよ~、

もちろん遊園地だ!」

そう蓮はにっこりと笑いポケットから

二枚の遊園地のチケットを取り出した。

「ゆ、遊園地ですか………」

「えっ、なに嫌??」

「嫌じゃないよ」

私が困ったような声でいったのは

遊園地なんて、幼稚園の時以来いったことがないからで

正直、怖いからだったんだけど蓮は