その中心には
「か、影山修二!??」
が、囲まれていた。
ヤツもケイン同様にギャルソン服に身を包んでいた。
それが、ケインの時には微塵も感じなかった色気のようなものが感じられた。
確かにヤツは認めたくはないがイケメンなのだ。
近くを見ると赤井さんもいて、メロメロになっている様子だった。
……って藤くんは!??
「藤なら午後班でしょ」
麻美さんが私の心の叫びを読むと同時に一枚の紙をヒラヒラと見せてきた。
私はうさぎの着ぐるみを着たままその紙を見入った。
シフト表と書かれている紙のようだ。
忘れていたが、文化祭を満喫すべくローテーションがあり、午前と午後で役割が分かれていたのだった。
藤くんは午後からの接客係になっていた。
……ちなみに佐伯さんも午後班。
つまり二人は午前はフリー。
もしかしてその時に告白してたりして……
そ、そんなの……!!!
「私、今から午後班に変更できる?」
「は?シフト組んでるし、もうそれ着てるんだから無理でしょ」
私、なんで午前班なの!!
「か、影山修二!??」
が、囲まれていた。
ヤツもケイン同様にギャルソン服に身を包んでいた。
それが、ケインの時には微塵も感じなかった色気のようなものが感じられた。
確かにヤツは認めたくはないがイケメンなのだ。
近くを見ると赤井さんもいて、メロメロになっている様子だった。
……って藤くんは!??
「藤なら午後班でしょ」
麻美さんが私の心の叫びを読むと同時に一枚の紙をヒラヒラと見せてきた。
私はうさぎの着ぐるみを着たままその紙を見入った。
シフト表と書かれている紙のようだ。
忘れていたが、文化祭を満喫すべくローテーションがあり、午前と午後で役割が分かれていたのだった。
藤くんは午後からの接客係になっていた。
……ちなみに佐伯さんも午後班。
つまり二人は午前はフリー。
もしかしてその時に告白してたりして……
そ、そんなの……!!!
「私、今から午後班に変更できる?」
「は?シフト組んでるし、もうそれ着てるんだから無理でしょ」
私、なんで午前班なの!!