びっくりして、開いたカーテンを見つめる。



開けたのは陽弥だった。




「…」




無言でこちらを見つめてくる陽弥。



眉間に皺を寄せて、じーっと見つめてくる。




えっ、何だろう。
まだ何かあるの…?



しばらくして、陽弥はニヤリと笑った。





「お前さ、昨日自殺しようとしてた奴だろ?」





ギクッ





「自殺?何のことですか?」





やっぱり昨日の事を覚えていた。




どうしよう。なんて言い訳しよう…。