如月は真面目に教科書を見てノートを移してる。真面目だなー。あ、これ普通か。


なんか難しい顔をしている
「どした?」
「え。いや、ちょっと…」


ある問題を指した。
応用問題だった。
一応頭には自信があった。


いつも男子の成績の中では高くて先生に褒められている。


10位内当然。1位争いが多かった。


「あー。これは…」


真顔で黙っている。


あれ?わからなかったかな?


「ありがとうございます。わたりやすいですね。大宮は教え方がうまいです。」
え、褒められた?




ドキッ




え、今ドキッとした・・・


こんなの久しぶり。
あの時以来・・・。