47日目ーーー。
私の初恋を君に話しました。
翌日ーー。
「はあっ…はあっ…。運動してなかったからダンスってクソ疲れるよ~」
放課後のダンス練習ー。
坂田君が情けない声を上げた。
「てかさ、芦屋さんダンス地味にうまいんだけど。」
「あ、あはっ。前に習ってたから。ありがと!」
「まじで!すげえ!ってか、そんなら俺いる意味じゃん!」
ぎゃーすかと、今日も坂田君は陽気に元気です。
「坂田君がいないと、私が寂しいよー…」
おどけたようにいうと、坂田君がげらげら笑った。
「何それ、かわいいこと言ってくれるじゃん!」
かわいいなんて、さらっと言っちゃう坂田君て相当モテるとおもう。
「坂田君てモテそう…。」
素直にそういうと、
「え、芦屋さんも俺の事好きになったの?」
と、からかうような笑みを浮かべた。