ピピピ、ピピピ
『んっ、ふぁーあ。』
何時?7時30分ね
ん?やばいっ!このままぢゃ遅刻するっ!
あたしは急いで髪をセットしパンを食べて家を出た
コソッ“まだ来てるよ地味子”
コソッ“ほーんと、さっさと辞めろっての”
毎日同じこと言って聞きなれたよ
ガラッ
シーン
あぁあ、この空気嫌だわ
「ちょっと、いいかしら?」
なにこいつ、
『はい、』
女に連れられて体育館裏にきた
「お前さ、いつになったら居なくなるわけ?」
『え?そのためだけにここまで来たんですか?』
「あ?うっせーよ。
てか、聞いてんだから答えろよ」
別に教室でも良かったんだけどなー
『カウントダウンが0になったら居なくなります』
「はぁ?カウントダウン?なんだそれ」
『10からのカウントダウンなんですけど、0になったら学校を辞めます。』
「へぇ、まぁいいや。
なら、さっさと減らせよな」
ほんとに、これだけのために呼び出したの?
馬鹿だろ