朝になっても、みんなになんと言おうか考えていた。夏美や舞や由梨に話すのがこわい。
そして颯。なんでだろう。颯に話すのがこわくてつらい。なんで。。。?
いっきに今までの颯との思い出がよみがえる。
「いってらっしゃい」と私にきをつかって優しく言ってくれる母。
「いってきます。。」いつもの私からは想像できないほどの小さな声。

家を出ると颯がいた。