始業式のあと、由梨はわたしのところにきてくれて、
「もー、めっちゃびっくりしたよ!神奈川のこがまさか希だったなんて思いもしなかった!てか希めっちゃなんか前よりもっともっとかわいくなったー!!」
私も
「わたしだってびっくりしたよ!おなじ中学校だったなんて!!勇気とか颯は元気にしてた?あっなつみたちとか?」

「うん!2人とも元気だった!なつみたちとは5年からクラス離れてさそれからほとんど喋ってないんだよねー!」

そっか。みんなそれそれ違うんだね。颯や勇気が元気にしてるならよかった。

由梨は少し間をあけると私にいった。
「ねぇ、希。これ誰にもいわないでね。
颯なんだけど希が転校してってからなんか変わったの。希にいうことでもないのかもしれないけど颯、希が転校してから華恋ちゃんっていうことなんかなかいいっていうか。」

えっ。。。そーなんだ。すぐに華恋ちゃんという子はすぐわかった。さっきから颯はその子とずっと喋っていたから。
まぁ、私には関係ないし。てかなんで由梨そんなこというの??

「そっかー。 まぁ、いろいろと変わるもんだよねー。まぁうちには関係ないからいーんだけどねー笑」
と私が返すと由梨は少しさびしそうなかおをした。 どうした?由梨。。。?

少し間があくと由梨が
「あっそういえば希と一緒にきた男の子かっこいいよねー笑 えっと奏太君だっけ?もしかして希あの子のこと好きとかー?笑笑」
由梨はじょうだんぽくいったけど私はじょうだんときづかなく普通に答えちゃって。。。
「あっ奏太ね!いやー。好きとかじゃないけどちょっとは気になるのかな。。。?」

由梨はすごく驚いた表情をみせた。
どうしたの?希?みたいな感じで。

由梨は
「そっかー。がんばれ!私は希の恋は本気で応援するよ!でも希!絶対自分にうそついちゃだめだよ!」といった。

自分に嘘つくな。。。嘘をついているつもりはないけど由梨は何かを訴えるような顔で一生懸命いってくれた。
私は
「うん!ありがと!由梨も勇気のこと頑張ってね!」
そういうと由梨は照れた顔でありがとっと口にした。
やっぱそういうとこ由利はかわいいなーなんてこころの中で思う。

さぁ、これから由梨やみんなと一緒に楽しむぞー!私はそう意気込んだ。