まさかね。。。
私たちが行く中学校は颯や由梨や勇気とおなじちゅ学校だったのだ。

自分がいくクラスの名簿をみて
そこにはなんと
笹野 颯とかかれた名前と戸田 勇気
遠藤 由梨

うそ。。。なんで?A市にはいくつもの中学校があったのでまさかおなじ中学校になるとは思っていなかった。

最初はびっくりしたけれどもまた会えると思うと嬉しー!
横で奏太はぶつぶついっている。
「なんかやりにくいなー。ってか知らない奴ばっかりでやりにくいなー。お前前ここのとこにいたんだろー。知ってるやつ結構いる?」
と聞かれ私は
「うん。まぁね。昔友達だった子がいた。。。」

「なんだそれ!超いいじゃん。俺一からだぞ!友達作り!」

まぁ、そりゃそーだよね。奏太はここにくるの初めてだもんね。笑
でも奏太ならいっぱい友達できるよ。きっと。

いよいよ、私たちの紹介のときがきてちょっとした挨拶をすました。私は颯、由梨、勇気を探した。すぐみつけれて。
顔も変わってないなー3人とも。
心の中でそうつぶやいた。
奏太は不安そうな顔をして少し下を向いている。奏太はいがいに恥ずかしがり屋なのだ。

私の担任の先生はこの子の後ろに座ってとわたしにいった。この子とは由梨のことで私もびっくりした。
由梨は口をポカーンとあけてこっちを見ている。そりゃ、そーだよね。驚くよね。
なんて声をかけていいかわからなかったのでぎこちない笑顔ではあったが
「よろしくね」とわたしは言った。

ちょうど由理の隣らへんに勇気がいた。
勇気も由梨と同じくポカーンと口をあけてこっちをじっとみていた。
颯は。。。颯もじっと固まっていた。私が颯の方向に目をやると颯はとっさに私から目をそむけた。
そしてしばらくたつと隣にいる女の子と仲良く喋りはじめた。そのとき、私はもしかしておぼえられてないのかな。。。と急に不安になった。
なんでだろ。
でもそんなこと考えてる暇はない!

とにかく私は由梨の後ろにみんなの注目を浴びながらすわった。