翌日の朝、学校へ行く途中奏太にあった。
私はまだ何が何だかよくわからなく、ぼけーっとしていたのだ。奏太も同じくいつもと違う表情だった。

「おはよう。」
小さな声で私は奏太にいった。
「おはよう。」
と小さな声でかえってくる。

奏太が
「昨日、転校するって希もいわれた？」
私は
「うん。。。」
とおもおもしくかえした。
そのあとふたりで美緒と祐に何ていえばいいんだろうね重々しい感じで話した。

学校について二人で美緒と祐に話した。
美緒からは何もかえってこなくてだまりこんだままだった。
祐は小さな声で
「ふざけんなよ。」
と言った。
しばらく沈黙が続いて美緒が今日うちにみんな集まろうといって、話はそこですることになった。

放課後美緒の家に集まって奏太と私は美緒と祐に素直に話した。
美緒はそっか。と悲しそうにいった。
つらくてつらくてたまらなかった。私だけじゃなく他の3人も。
一年生の最後まで神奈川にいることを伝えてしばらく話した後私たちは美緒の家を出た。