それから秋田くんと久しぶりに色々話したけど…まあ、大半がノロケ話だった
「おい、湊。」
「おー大貴じゃん!!
久しぶり~」
まさかの大貴先輩・・・
始業のチャイムまで、あと5分…
嫌な予感しかしない…
って…あれ?
うん?
大貴?
湊?
2人って先輩後輩だよね?
なんで呼び捨て?
てか、接点あったんだ……
「茉莉、なんで俺らが知り合いかって顔してんな?」
「お前今、如月のこと茉莉って……
うん。俺はお前らのほうが気になるわ…」
「え?あ、いや……」
なんて答えたらいいのだろうか。
「これでも俺の女だからな。
手だすなよ?」
大貴先輩、その俺の女っていうのは……どういう意味?
「俺の女…え!?マジかよ!!
ってそうじゃねえ…。
俺と大貴はさ、従兄弟なんだ。」
い、従兄弟!?
あ、でもそれなら…
大貴先輩と秋田くんの雰囲気?が近いのも頷ける…。
「おい、お前今なに考えた?あ?」
「いや、なにも!
だから2人ともモテるんだな~くらいしか………」
・・・顔怖いです