家に帰って何時間か経った。


俺はずっと舞のことを考え続けていた。


何で俺あんなことしたんだろ…

考えすぎて頭いてーよ。


俺はそのままスーッといつの間にか眠っていた。




「慶!慶!!」


母さんに起こされる。


目をあけると、心配そうな母さんの顔。


「大丈夫?すごくうなされてるけど…」


汗が、すごい。


全身が、熱い。

さっき龍に舞のことが好きと言われた時とは違う熱さだ。


呼吸が荒い。


「…ん、か、母さん…」


うまく話せない。


どうした?考えすぎて頭おかしくなった?