『莉奈の言う通り俺は…真咲だ。でもそれは優介じゃない。真咲は俺のもう1人の人格なんだよ…』 優介くんの中にいるもう1人の人格が、真咲なんだ……どうして…っ! じゃあ…真咲は元々私の近くに居たっていうの? 『…真咲似合いたいなら呼び出すことも出来る。……莉奈は会いたいんだろ?』 会いたい…。今すぐ自称爽やか王子の真咲をぶったたきたい。 「ううん…いいの。今私は優介くんに話を聞きたいから真咲は…いい」