光貴先輩に手を引かれながら光貴先輩の家に向かっている。



ドキドキドキドキ……!


顔、絶対赤いよね私…恥ずかしくて…でも先輩の顔見たくて…



少しだけと思って先輩を見ると目が合っちゃって先輩も頬を紅く染める。



「………」



私は光貴先輩が好きなのに…先輩には好きな人がいるだなんて知りたくなかった。