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「おはよ!咲花!」



「おはよ!美稀ちゃん!」



あれからというもの、私は秋君を避け続けている。



だって、あんなこと聞いちゃったら。



やっぱり秋君は私の事なんでもないんだ。



本当は笠井さんが好きだったんだね。



秋君は、私をからかっただけなのかな?



いやだなぁ、こんな私。



自分でも思うくらい醜いや。