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「秋君!こっちこっちっ!」

「待って!咲花ちゃん!」

私は秋君は幼なじみだった。

家が隣でずっと一緒にいたし、一緒にお風呂にだって入った事があるくらいだった。

小学校や中学校にあがって秋君はすごく女の子から人気で、私はいつも秋君のとりまきの子たちにいじめられてた。

秋君はそれを助けてくれた。

そんな秋君が大好きだった。

「咲花ー!あそぼーぜ」

私のことを呼ぶ声や優しさ、笑顔。

全部が大好きだった。