キーンコーンカーンコーン。



無事、決まってよかったー。



「えーと、このあと委員会の集まりがあります。」



えー、めんどくさ。



「咲花、行こ。」



と、話しかけてきたのは秋君だった。



「うん…あれ?笠井さんは?」



そう言った途端笠井さんが秋君の元へやってきた。



「秋君!一緒にいこ?」



秋君の腕に自分の腕を巻きつけて言った。