小学五年生で学校へ行かなくなった私はただ家でテレビをみた。







初めは自分を攻めた。



何がいけなかったのか




どうしてこうなったのか




でも結局答えはなかった。










何をすればいいのか誰に話せばいいのかわからないまま







ただボーッとテレビを見た。
毎日毎日テレビだけを見た。







お昼にやってるNHKの番組が今でも嫌いなのはこの時が原因だ。










家に度々くる担任も嫌で仕方なかった。







先生のせいではなかったが、先生のせいにするしかなかったんだ。










そんなある日家の電話が鳴った。