何日かしてその日が来た。
先生がみんなに呼びかけ注目させる。
そして話を切り出した。
このクラスでいじめがある。
みんなが黙って私を見た。
私は勇気を振り絞って言った。
私はxxxxちゃん達に無視されています。
私は震えていた。
数日前までの友達に恐怖感を覚えていた。怖くて怖くてたまらなかった。
私達はいじめてません。
帰ってきた言葉はこれだった。
そして話は挙手で意見を述べる形になった。
私の偉そうな態度が嫌だ
ワガママが嫌だ
自分のことばかりで嫌だ
目立ちたがりだから嫌だ
私に対してこれでもかとみんなの目の前で意見された私は
何も言えなくなってしまった。
言い返す言葉が頭によぎっても、もう勇気を出して発言することは出来なかった。
結果として、議題にあげてもいじめ自体が良くなることはなかった。
その時気付いた。
何かしても結局一人じゃん。
学校に行かなくなった。