小学生の私はすごく真面目。
成績優秀。
スポーツも出来た。
リーダーシップもあっていつも中心的存在だった。
でも五年生のある日
学校に行くと上履きがない。
昨日まで一緒に遊んでいた友達が私を無視し始めた。
学校がとっても好きで、友達も大好きだった。
だけど嫌いになるのも一瞬だった。
家も学校も私は1人だ。
そう思ってすごく辛かった。
その時の担任の先生に呼ばれて
いじめられてるのか?
と聞かれた。
助けてくれるのか。
そう思った。
するとそんな私に先生が
いじめと戦ってみないか?
そう言った。
私は黙って頷いて
ボソッと呟くように聞いた。
どうやって?
すると先生はこう言った。
クラスのみんなで議題に出して話合うんだよ!きっとお前の力になってくれる友達がたくさんいるはずだ!
そう言った。
なんだか私は初めて一人じゃない!
私は1人じゃないだ!
そう思った。