姉も兄も歳が離れてて、遊び盛り。




家にはあまり居なかった。







机の上には決まってお金。









そして手紙。











仕事で遅くなります。何か食べてね。母








遅くなるって何時だよ






何か食べてねってなんだよ








コンビニのおにぎりを食べながら何度も泣いた。







悔しかった。










こんな家に産まれたことを恨んだりもした。









だけど母がたまに家にいるとどうすればいいのかわからなくなってただひたすら黙ってニコニコした。









本当は抱きしめて、頭をなでて、最近あったことを話して、、、







母親への甘え方もわからなくなってた。







そんな当たり前のことですら私は出来なくなっていたんだ。