しばらく坂を登っていると、急に道がなくなった。

中くらいの大きさの岩がゴロゴロ転がっていて、

木も生い茂っている。

多分、結構高いところにいるから、気温は

割と低いんだけど。

「みんな、足元気をつけて歩けよー!」

私の班の班長が、みんなにそう言った。

「うん!」

とか、みんなはそんな返事をしていた。


歩きにくい道を抜けると、またさっきとは

違う先生が立っていた。

第一地点とは随分離れたところに第二地点が

あるんだなー。なんか少し面白いかも!

ずーっと同じ距離間に先生が立っていても

面白くないからね。