目隠しをされ、手を後ろで縛られ、口にも布を咬まされ、頭の後ろできつく縛られた。
知らない人になにをされるかわからない恐怖が私を襲った。
体が大袈裟なほどブルブルと震える。
目に涙が滲む。
怖い………………。
「なあ、どうする?」
一人の男が、もう一人に問う。
「お前が連れてきたんだ。お前からやれよ」
「まじで?サンキュー」
そう言い、私に近づいた。
私の顎を持ち上げ、クククッと不気味に笑う。
「かわいいの選んできたんぜ?」
そう言って、洋服を脱がせようとする。
「っ!」
それに気づき、私は抵抗する。