そんなこんなで、いろいろ話してたら、50m先の学校で 『キーンコーンカーンコーン、 キーンコーンカーンコーン…』 と、チャイムがなり始めた。 私と悠斗は、2人して顔色を変えた。 と、同時に走り出した。 ヤバイ!遅刻だ…! こんな毎日が、ずっと続くと思ってた。 まだ何も知らない17歳の夏。