「いっ・・・嫌っ!!」


こんな状況で先生となんか
キスできない・・・



そう思う心が強すぎたのか
先生を手で押し返した。



先生は反省したのか
「ごめんな。早すぎたな」
そう言って謝った。



「いいよ・・・」


そっけなく見られたかも。
そんなことは考える暇も無かった。


先生の車のドアを開けて
外へ出た。



「待って!」
という先生の言葉も聞かずに。