「おぉ!橋本っ!
何でここおる~ん」
見て分からないのかなぁ?


「夏期講習だから」


「あぁ~そうなん!!
俺は小3からやってるし、
橋本の知らないところで
勉強してたから~!」


何この人?
もう嫌っ!!最初の印象はこうだ。



大島は学校の選択科目でしか
同じになったことが無いし、
恋心を抱くなんてまず無かった。



「早いね。まぁよろしく・・・」


大島から離れた席に座った。