まだ決まってないです。
そんな言葉は恥ずかしい。


とりあえず県内で1番の
高校に行きたいです!!
なんて馬鹿げたことを言った。



自分の実力を考えろ。
心の中で私の反論声が
聞こえてくるようだ。


「内心点で言うとそれより
2個下の高校になるんですが」


やっぱりね。


そんな状況でも私は
「いえ。最後まで頑張りますから」
と強気だった。



「そうですね。頑張ってね!!
では、夏期講習の申し込みを」
意外とあっさりしていた。



今更ながら自分の言った言葉には
顔から火がでるくらい恥ずかしいと思った。