「でもいいの・・・?
お金大丈夫なの?」


誰かから貰ったアクセサリーをつけて
肌を露出するような服を着ている
お母さんに怯えながら話しかけた。


お母さんはパートとかでは無く
夜の仕事をするようになった。


それ以来、親子と思えないくらい
間抜けな会話を時々しかしなかった。


「大丈夫よ。あんたがしっかり
勉強すれば、お母さんみたいに
こんな仕事をしなくても済むんだから。
それに、家と学校の往復だけじゃ
居場所無いでしょ?

お母さんだっていろいろ家で
しないといけないことがあるから、
その間あんたは塾でいれるじゃない」



私のことを思ってくれているのかな?


それとも私を追い出すことが
目的なのかな・・・?



複雑な心境だ。