あの言葉から、1ヶ月。
真紀に新しい彼氏が出来た。


その間、真紀が先生と
付き合っていたことは
全校的に広がって苦痛の日々を
送っていた。



「あいつ、もう先生なんて
忘れてるんだ。あれほどまで
好きでいっぱいだったのに。
結局軽い女なんだよ、真紀って」


聞こえるように言ってくる奴も無視して
私は真紀と一緒に話したり
トイレに行ったり、弁当を食べていた。



周りにとっては、ウザい行動。



それでも私は真紀を見捨てるなんて
できなかった。