塾の真ん中のクラスの担任は
青木先生。


げほっ!!げほっ…


教室いっぱいに広がる先生の咳。


「先生どーしたんだろうねー!?」


「風邪じゃない??」


生徒はコソコソと話している。



広松先生が青木先生は体調が
悪いって言ってたから


きっと風邪なんだろうな…
心配だなあ…


私はそんなふうに思いながら
先生の授業を受けていた。