制服の襟を掴まれて
「別れろ」
と何度も言われた。



怖くて何も声にならない。


逃げられない。
助けてよ・・・・・


何で私がこんな目に
合わないといけないの!?





「お前がいい加減にしろ。
俺はお前に興味は無い。

もう2度と俺らに近づくな。
約束破ったのはお前だろ?」



先生が・・・来てくれた・・・



強く抱きしめられた私の体は
今までに経験したこと
無いくらい震えていた。



「車の中、入って」



すぐ乗ってその場を去った。