紫苑side


あ!
桃葉ちゃんだっ♡


って!また、海飛といるし!!
海飛モテるからな〜
クールでイケメンででも、ちょっとした気遣いができて、優しいし!

って、褒めちゃった///

もぉ〜


タッタッタッタッ…

[も〜も〜は〜ちゃ〜ん♡]


ガバッ


『ふぇっ///』


じゃ〜ん!
桃葉ちゃんに、抱きついちゃった♡

僕は、桃葉ちゃんのことが好きだ。
でも、桃葉ちゃんは、僕がこんな事を沢山してるのに、全然僕の気持ちに気づいてくれないんだよなぁ…

「おい、放せよ。紫苑。」

そう言うのは、そう!
僕の親友の海飛だっ!!
僕が桃葉ちゃんの事を好きなのを知ってる癖に、ずっと桃葉ちゃんと一緒にいるんだ!!


[ぶぅ〜。なんだよ!海飛!海飛には、関係無いじゃないか!!]


そう!!関係ない!!

なのに……

「桃葉が、困ってるぞ」

なんて、言われたら、放さない訳にはいか無い…

もう、ずるいなぁ〜。海飛は!

[あ!ごめんね?桃葉ちゃん!]


そう言うと、桃葉ちゃんは
震え出した…

カタカタ…


[え?も、桃葉ちゃん?]


え?どうしたの……?

[おい!桃葉!桃葉!!]


海飛が大きい声を出した。
でも、桃葉ちゃんは……



『やだ……ごめんなさい…ごめんなさい!!
私、もう……もうしないから!!!ごめんなさいっっ!!!!』


え…?も…もはちゃん?


そう、言うと桃葉ちゃんは、
気を失った