『えっ遥斗ど、どうしたの?』



 「何噛んでんだよ、メイド達心配してたぞ?」



 『あー…うん。』



 「紅蓮、何か悩んでんのか?」



 遥斗鋭いなー


 こんな数分で。


 遥斗馬鹿の癖に。



 『何かねー僕、無力で何も出来なすぎだなーって。』



 下向きながら言ったら



 しーんっとなって


 遥斗の方をみた。