【朝霧 郁也side】




「綾崎、帰ろう」



「うんっ!」




放課後になると、なぜか由奈と佐藤が一緒に帰ろうとしてた。




なんでだ?あいつら付き合ってんの?



楽しそうな由奈を見て胸が痛む。




「郁也、遊びに行こ?」




カラオケ行くと約束していた女子たちが俺のとこに来る。




「……ごめん今日は無理だ。」




俺がそう言うと女子たちは不満の声を漏らすが、それを無視してアイつらの後ろを歩く。