次の日。 「綾崎さん、少しいい?」 お昼休み、いつも郁也と絡んでる女子たちに呼び出される。 ついていくと体育館裏についた。 「綾崎さん、昨日は郁也をよくも奪ってくれたわね。」 相当怒ってるのか、すごく睨んでくる。 怖……! 「それは郁也のお母さんが…!」 嘘だけどね。 「そんなの知らないし、なんであんたが郁也のお母さんと知り合いなわけ? 仲良くないくせに名前呼びとかわけわかんない。」 ひぃ……まじで怒ってるよ……