「正解は…ないでした。残念。」 郁也はそう言ってから私の頬を触る。 「本当、おまえ相手になると余裕なくなるんだよなぁ、俺。」 郁也はしみじみそう言う。 そしてそんな郁也を押しのける。 「うわっ」 油断してたのか郁也はいとも簡単に私から離れてく。 そして私はその間にベッドの上から避難する。