「で、でも……!」
「でもあの彼氏が好きって言いたいの?んなもん、俺の知ったことかよ。」
怖い。
こんなの石田くんじゃない。
ーー『妖精さん』そうやって笑いあってたあの時の彼とは全然違う。
何が彼を変えてしまったの?
イジメ?屋上から飛び降りたこと?
それとも………私?
「遠慮してもどうせ傷つくことになるんなら、遠慮しないことに決めたんだよね、俺。」
怖い怖い怖いー
石田くんは紛れもなくあの時の彼なのに、何か違う。
雰囲気かな、性格かな。
あの時の彼の面影は一切ない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…