「行ってこい。何かあったら駆けつけるし、話してきた方がいい。」 うん…そうだよね…… 「頑張ってくる…!」 ピシッと敬礼をすると郁也はクスリと笑った。 「おー、頑張ってこいよ。」 そして私も中庭に向かう。 ドキドキ。 緊張で顔がひきつる。 落ち着け、私。手足、震えるな。 そして中庭に着くと石田くんはもう来ていた。