「キミたち兄妹じゃないよね?」



「ち、違います…っ」




なんかいきなり店員さんがフレンドリーになった気が……




「ついてきて、郁也のとこ連れてってあげる。」




「え、結構です、渡しといてもらえれば。」




だけどなかなか店員さんは財布を受け取ってくれない。




「なーに言ってんの、それじゃ危険でしょ。財布を人に渡さないの。」




腕をつかまれ、強制的についていくことになる。




そして『関係者以外立ち入り禁止』的な場所にはいる。