ザッブーン

只今海に来ております.....ハァ

何故こうなったかというと....


まぁあの後私倒れまして

で、起きたんだけど

その場で唯と玄と良哉にみっちり怒られまして.....

正座だったもので

足がちょー痛かった!


これも全部あの3人のせいだ!


ってふてくされてたんだけど

彩香がいきなり

「ねぇ!海行かない!?」

と言ったところ

いいね!

って私以外言ったの

行きたくないって言ったのに.....


まさかの強制連行ですね


私一応世界一黒猫だよ!?

しかも世界一の結猫だよ!?


なのに.....


んで海なんだよぉぉ!!!!!!


意味わかんねぇ!






あーダメだー

一刻も早く家に帰りたい.....。


暑いし.....

あ、アイス買いに行こ。

『私アイス買ってくるねー』

よし、早く買いに行こー!

Ilikeice!!

アイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイスアイス

あ、あったぁ!


よかった愛しのアイスちゃん!







無事アイス買えたんだけど.....


まさかここでアイツに会うなんて


『ボソッ最悪.....』


佐奈人「.....ん?なんか言った?」

『何も.....。』

佐奈人「後1週間だけ.....よろしく。」

『え.....!?』

佐奈人「一週間後.....東嶋組の前。来ないと.....わかってるよな?」

『ゾッ..........』

もう、時間がない



蓮「おい!玲!.....っお前!」

佐奈人「あーあ、もう来ちゃった。つまんないの。じゃあ.....ボソッまた一週間後。」


ブルブルブルブル

『....っ蓮....!』

助けて....

蓮「.....玲!.....大丈夫か?」

『.....っ』

助けて.....っ

『.....て...。』

蓮「....どした?」

『助けて........っ!』

蓮「....!おい!玲!玲!」












ッツ....

ここは....?

なんか右手があったかい....

誰.....?

『んっ.....』

蓮「.....!玲!」

『.........ん。』

蓮「.....よかった。お前丸1日寝てた。」

『.....え!?マジ!?』

そ、そんなに寝てたんだ.....。

蓮「.....お前...。佐奈人って人と知り合いか?」

『.....うん。』

蓮「お前の瞳真っ黒だぞ。今にも消えていきそうだ.....。佐奈人って奴がお前の闇に深く関わってんだな。.....良かったら俺に.....話してくれないか?」

『.....えっ』


蓮「少しでもいいんだ。俺はお前の支えになりてぇ。」


『.....この話を聞いたら絶対嫌いになる』

蓮「なんねぇよ。絶対」

『.....ホント?絶対私の前からいなくならない?嫌いにならない?』

「ぜってぇなんねぇ。約束する。」

『じゃあ.....話す。』

蓮「.....ゆっくりでいいんだぞ。」



『うん.....』










これは私が6歳の時.....


『パパ!ママ!おにーちゃん!』

「お!何だ!?抱っこして欲しいのか!?」


これは私のパパ

神崎徹守(tooru)当時35歳



「.....違うに決まってんでしょ。ママに決まってるじゃない!」


こっちは私のママ

神崎玲麗(reira)当時35歳


「.....二人とも少し落ち着けって。.....どうせ俺に抱っこされたいんだし!」


こっちは私のお兄ちゃん

神崎輝星(raito)当時15歳


「皆大好き!」


「「「ありがとな(ね)」」」

この時はとても幸せだった.....

でも.....





この時も家族で一緒に団らんしてた.....


突然


「組長!黒蘭(kokuran)がきました!」

そこは銃とか普通に持っていた。

関係ない一般人を巻き込んで死なせたり

薬を試したり

レイプや集団リンチしたり.....

当時とても恐れられた所だった







でも全然こっちの方が有利だった


負けそうになった黒蘭組は















とても卑怯だった.....





















組長「ッチ.....カチャ」


パンパン


アイツは銃を上にむけて打った



皆が震えているなか

パパとおにーちゃんだけは怖じけなかった


徹守「....脅しのつもりか?」

輝星「全然怖くねぇよ」

「ッチ....」

アイツは周りを見渡した

その時私に目を向けてニヤリと笑った



「じゃあ.....お前の大切なものとっちゃうネ」


「「玲!!逃げろ!」」

でも怖くて.....

全く動けなかった


「サヨウナラ!」

パン


あぁ私死ぬんだ






ギュッと目を閉じて死を待ってた


けど




















あれ.....?


痛くない.....


目を開けると







『パ....パ.....?』

血だらけになっていた


輝星「っ!父さん!」

玲麗「徹守!」



徹守「玲.....ちゃんと生きるんだ.....。」




『ねぇ.....!パパ起きてよ!.....起きてよぉー.....!うわぁぁぁ!』



「あーあ、撃てなかったなぁー。じゃあ..........今度こそサヨウナラ!」

パン



















『マ.....マ?』