さぁ帰ろ帰ろー

ブォンブォンブォンブォンブォン

.....次は何?

もう喧嘩辞めない?皆さん。




?「ホントにここにいんのかよ」

?「だってさっきここで黒猫が喧嘩してたってゆー情報がさ。」

?「来たんだよねー。」

?「ホントにいるのかな?」

?「ちょっと雷鳥呼ばない?」

?「そーすっか。」

?「おーい!雷鳥ーさーん!」

?「急ぎの用だよー」

?「ねぇ、私この学校見学していい?」

?「いいと思うよ。」






.....え、何でいるの?

逃げていい?

いいよね。

てか嵐鬼と藍猫ってそんなに仲良かったっけ?


あ、名前出されたら終わるな。

どーしよ

あ、その前に逃げればいいのかー


よし、名前出されたら即逃げよう。


良哉「.....一体なんだよ。」

大空「..........眠い」

由衣、雀人「「喧嘩ならお断りー」」

颯太「めんどいわー。」





蓮「おい、黒猫見なかったか?」

由衣「あーさっきのねー」

雀人「いたけどすぐどっか行ったー」

良哉「なんで探してんの?」

大空「結構有名になってる。」

玄「あー、まぁちょっとね。」

潤「総出で探してるのー」

彩花「そー!私の大親友の子なの!」

唯「.....良哉は知ってるはずだ。」

良哉「はぁ?そんなの知らねぇし。」

唯「ちょっと来い。」


.....もうちょっと近くに行こ。

全然聞こえなーい



ソソソッと。

あ、唯と良哉どっか行くな。

ついていこー!w





唯「お前ホント何も知らねぇんだな。」

良哉「意味わかんねぇよ!」

唯「玲が黒猫なんだよ。」

良哉「.....それ、ホントかよ。」

唯「あぁ。」

良哉「.....なんで言ってくれなかったんだよ....。」

唯「あのさ、良哉に玲を連れてきて欲しいんだ。」

良哉「何でだ。」

唯「話がある」

良哉「それは大事なことなのか.....?」

唯「.....あぁ。総出を出してまで探したけど..........。」

良哉「見つかんなかった訳だ。アイツ、地味子になってんだぜ。」

唯「.....マジか。」

良哉「まぁ、連れてく。」




.....ヤバイもう、逃げなきゃ!





うーんこれからどうすっかなぁ。

良哉に正体バレたし

しかもどうせ雷鳥に伝わるし



ま、地味子にしとくか。






















ガラガラガラ


シーン


でしょうね。


だってもうどうせ伝わってるし。


.....この視線なんかやだなぁ。


雷鳥もいるんだーw

あ、心和と鈴音だー

『心和ぃー!鈴音ぇー!この視線ちょー痛いw』

鈴音「ま、仕方ないわよ。」

心和「そーだねぇ。結構有名になっちゃったよ」

『うん!知ってるーw』





良哉「花梨、ちょっと来い。」

『あれ?まだその名前だったんだ。もうそれいいよ。』

良哉「.....玲、来い。」

『え、ヤダ。』

颯太「いや、ちょっと質問があるさかい来てや。」

『なんか、颯太に言われるとちょっと.....』

雀人「お願ーい!」

由衣「玲ー!」

『そんな可愛く言ってもムダ。』

そんなの効かないし。

大空「.....玲。」

『しょうがないなぁ。』


颯太「大空に言わせとけば良かったやん。」




屋上


『で、話ってー?』

分かってるけどさっ

良哉「なんで黙ってた。」

『いや、別に黙ってたワケじゃないけど。言うタイミングがなかっただけ。』


由衣「そんなケロリと言わなくても」

雀人「ねぇ?」

だってケロリと言っちゃうんだもん。

致し方ない

『質問それだけ?』

良哉「まだある。なんで逃げてるんだ?」

『それは言えないなぁ~』

良哉「あいつらはお前のこと許してんだぞ。」

『さぁ?それはどうかな?』


少なくともそれはありえない。

だって聞いちゃったんだもん



あれは來が死んじゃった時





私が偶然そこにいた人、

雅俊と唯と潤と彩香が話してた。




彩香「來が.....死んじゃったんだね」

唯「.....そうだな。」

雅俊「どうする?副総長がいなくなって..........」

潤「てかさ、あれ全部玲のせいだよね」

唯「はぁ?何言って..... 雅俊「俺もそう思う」はぁ?雅俊も何行ってんだよ!」

雅俊「だってどう考えても玲のせいじゃん!玲がもっと周りに気を配れば來は死ななかったのに.....。 」

彩香「だからって酷くない?皆玲のせいにして!」

潤「どうせ雅俊だって彩香だって思ってるんだろ?!全部玲のせいだって。」

唯、彩香「ッツ.....。」