.....えーっと?

これ、私の歓迎会ですよね?


全く違う気がするんですけど。


いまカラオケに来てるんだけど.....

「はーい、次これ歌うー」

「ちげーよ!これ歌んだよ」

「はぁ?意味わかんない!」

「あ、これ頼んどいてー」

「コーラぷりーず!」

「誰かお酒買ってきてー」




うるせぇ!

とにかくうるせぇよこの軍団!

もうフツーのカラオケしに来てる高校生じゃん。

いや、おっさん達の集まりか。


良哉「ボソッ玲、ちょっと来て」

『ボソッおっけぃ。あ、ちょっとトイレに行ってくるね』


「「行ってらっしゃーい」」






ガチャ


はー。疲れた。

『で?どーしたの?』

良哉「なんでこっち来た?今世界一と全国一が玲の写真出して探してるらしーじゃん!」

『.....え、あの人たち何やってんの?』

つか勝手に人の写真出すなよ。

このアホンダレが。

『あ、ここにいること絶対言わないで。』

良哉「.....ま、そんなことあろーかと、元々言い出したりしてねぇしな。」

『.....あ、もし藍猫にあったら雅俊、お前が総長だって言っといて。』

良哉「おけー。」

『じゃね。』





大空「.....じー」


良哉、玲「『あ。』」

大空「玲.....なのか?」

『そーだよ。』

大空「そうか。」

『あ、みんなには絶対言わないでね』

大空「コクリ」






そんなこんなで日々が過ぎ.....←雑



あ!そーそー!親友と言える友達が出来たの!

高橋心和(こよりちゃん)と朝霧凜音(すずねちゃん)

ってゆーの!

こよりちゃんはちっちゃくて可愛らしくて
すずねちゃんはキレイでカッコイイ!


それに比べ私は.....


はぁ.....←嘘付けっ!


心和「ねぇ!今日ショッピングしない?」

凜音「イイわね」

『え?!.....私は.....行かな「いなんて言わせないわ!」....うぅ。』

強制だなんて.....

『ヒドイっ!』

心和、凜音「「どうとでもどうぞ。」」

ほんとコレが親友というなんて心外だわー。

ま、いっか。



絶対楽しいじゃん!



心和「花凜~!早くー!」

はぁ、メンド。

凜音「.....来ないとレモンティー上げないよ?」

『行くぅぅぅぅぅぅ!!』

凜音「(やっぱこれ最強だわ。)」


ルンルンるん♪

レモンティ~♡


心和「ねぇねぇ、花凜!この服どう?」

『あー良いんじゃなーい?』


レモンティーレモンティーレモンティーレモンティーレモンティーレモンティーレモンティーレモンティーレモンティーレモンティ


心和「(だめだ、この子レモンティーにしか頭にない。)」





























凜音「よし、大体買い物終わったしお茶にでも行こっか。」

心和、玲「『うん!』」





カランカラン


何がいいかなー

あ、このレモンティーいいなー

いや、このオレンジジュースもいいなー

あ!この紅茶超珍しいやつじゃん!

うわぁ~

『迷っちゃうー』

どーしよどーしよ



.....よし、期間限定の紅茶にしよう!






凜音「すいませーん!」

店員「はいー!」

凜音「えっと、モンブランと苺のショートケーキとDXチョコパフェ特大サイズと期間限定の紅茶を下さい。」

店員「はい、わかりましたー」


.....ちょっと?

『.....食べる量多くない?』

凜音、心和「「.....え。そう?」」


そーだよっ!

『太るよ!』

凜音「.....別に太っても」

心和「元に戻るし」

「「ねぇ?」」


.....この人達の胃の中や体のつくりはどうなっているのやら。



太ってもしーらない!




心和「楽しかったね~!」

『.....そうか?』

凜音「楽しかったよ.....ね?★」

『はい、とてつもなく楽しかったです。』


.....言っちゃったじゃぁーん!

心和「はい、ケンカしないの!」

「『してないよっ!(してないわよ)』」

?「ちょっといい?」



『何ですか!?ナンパなら許さない!!』

この二人にナンパするなんて!


?「.....違うから(苦笑)」

何だ。違うんだー

凜音「なんのようですか?」

?「この人を探してるんですけど.....」

.....あ。これうちの写真じゃん。

てかこれを持ってるってこーとーはー

?「あ、俺嵐鬼総長の影鬼(ink)だ。」

は?蓮かよ.....

マジか。

心和「なんでその人を探しているんですか?」





蓮「.....まぁ今行方不明でな。あ、この人藍猫の総長なんだけど.....」


言うなこのバカタレが。


心和「この人すっごく綺麗ですねぇ!」


.....視力大丈夫?

あーゆーおーけい?


心和「そう思わない!?」


『.....アハハ。』

凜音「.....えぇ、思うわ。この子モデルやってそーなのに.....」

蓮「....コイツ無自覚なんですよ。」

「「納得!」」

納得するなぁぁ!





.....よし、さっさと帰らせるか

『.....でもこの子ここでは見たことないなー』

凜音「そうね。」

心和「こんな可愛い子がいたら絶対覚えてるもん!」


蓮「そうですか.....。ありがとうございます」

心和「あ!この子名前は?」

蓮「神崎玲ですよ。、」

凜音「タメでいいですよ。同い年でしょ?」

蓮「そーだな、ありがとうな。見つけたら連絡よろしく。名前は」

凜音「凜音よ」

心和「心和でーす」

『.........花凜です』

蓮「蓮。じゃあな」














心和「きゃぁー!ちょーカッコイイんですけど!」

凜音「はいはい。」


『じゃあ再び帰ろ!』


「「そうね。(そうだね!)」」



あいつらに会わないことを祈ろう。