「お前は何やってもいいんだよ」

パパ.....?

「過去の事は振り返らないのよ」

ママ.....?

「玲は恋愛も遊びもしていいんだよ」

お兄ちゃん.....?

「好きに生きていいんだよ」

來.....


「「「「ずっと見守ってる」」」」

『.....皆!大好き!』






本当に
















大好き.....皆!









『.....ん。』


あれ.....?

何故私がここにいるのー!?


そう☆

嵐鬼の倉庫なのです!


今誰もいないし.....


逃げちゃおっ♪


ガラガラ


んー二階かー


余裕!


ガチャ

あ、人来た

蓮「.....玲何やってんだよ」

『あはっ☆さよなら~』

ぴょん

スタッ

着地成功ー!


蓮「玲!」

うわ!ヤバ

早く逃げなきゃ!!

スタスタスタ

ガシッ

うわっ!!


青空「捕まえた」

ほへ?

一体どーしたオイオイ

てか人を動物の様に言うな




『で?捕まえた理由は?』


マジイライラするわー

さっさと終わらせろ!


蓮「あのn「みゃぁ!」.....何だ」

『あ、ハク』

「みゃぁぁ!」

『あーこの子私の猫。』

彩香「わー!可愛いー!」

『に゛ゃぁ゛!!』

彩香「なんか怒ってるー?!」

『あぁ、この子極度の人見知り?てか人間嫌い?』

彩香「.....早く言ってよね。」

『で?』

蓮「お前のせいじゃねぇからな」

『.....。』

何言ってるの

それは私のせいに決まってるじゃん




皆はよく人のせいにするでしょ?

蓮も罵ればいいのに

皆みーんな

『私の事を罵ればいいのに.....』

皆「!?」

『どーせ皆心の中は同じ。所詮そういう生き物なの。』

皆「..........。」

『蓮だってもう私の事好きじゃないんでしょ!?』

蓮以外「え!?蓮告白してたのー!?」

蓮「まぁ.....」



『そこ、何やってんの』

雅俊「男の会議」

『はぁ?』




潤「ボソッ唯隊長!蓮が抜けがけしてました!」

雅俊「ボソッ取り敢えず絞めない?」

青空「ボソッ絞める.....決定」

良哉「ボソッ俺も」

颯太「ボソッ俺もやるわ」

由衣、雀人「「ボソッ僕もやる!」」

玄「ボソッいくら嵐鬼の総長だからって.....」

隼「ボソッこれは許せない」

結月「ボソッ僕も.....」

零斗「ボソッ俺はどうなっても知りませんからね。」


唯「ボソッじゃあ決定!」












零斗、蓮、女子以外「蓮ー!!覚悟ー!」




『一体何やってるんだ。辞めさせて』

彩香「自分でやればいいじゃない」

『しょうがない.....殺気』

「ビクゥゥッ..........」

『それ.....やめよっか★』

「は、ハイ.....。」


『じゃ、もう帰るから』

「「「「「「「待って!!」」」」」」」

『何』

唯「ちょっと総長部屋行けよ」

『.....ッチハク、行くよ』

「みゃぁおん♪」








ガチャ


『うわ.....全然変わってない』

ん?てかもう代代わるはずじゃない!?

なんでまだ代わってないんだろ?

コンコン

『はい?』

ガチャ

あ、潤

潤「ああああのね!僕.....玲の事が好きです
ぅっ!」

『お前は女子か。』

潤「なんだよー!折角勇気出して告白したのに.....」

え、告白?

潤「返事は!?」

『ん、んーとごめんね?』

潤「.....わかってる。でも気持ち伝えたかっただけ」


『そう.....ありがと』

潤「あ、まだ沢山いるからね?」

『は?』

潤「じゃあね〜」









コンコン

『ハイ?』

ガチャ

雅俊「好きです!」

『ゴメンなさい!』

雅俊「.....そんな即答じゃなくても」

『だって潤がまだいるよ!とか言うから.....ついね』

雅俊「ハァ.....ま、せいぜい頑張りなよ」

『.....何を?』


コンコン

次は誰だよー

『由衣と雀人』

由衣「あのね!僕達.....」

雀人「玲事が.....」

「「好きなの!」」

『.....ゴメンなさい。』

「「あーあーやっぱりなー」」

雀人「蓮の事」

由衣「好きなんでしょ?」

「ふふ」

由衣「あ、雀人、これもう言っちゃうか」

雀人「そーだねー!あのね...実は........」

「「皆玲の事loveの方で好きなんだよ!」」

「「「「「おい!お前ら何言ってんだよ!」」」」」

嘘.....

『それホント?』

青空「コクっ」

結月「うん」

隼「そー」

颯太「そうやで」

良哉「.....言われちったぜ」

唯「自分で言いたかった.....」

佐奈人「俺も.....」

『え.....てか佐奈人いたんだ』

佐奈人「え!ひでぇ!」





唯「.....お前、蓮の事好きなんだろ」

『え.....』

良哉「そんくらいお見通しだ」

青空「幸せになれよ」



『皆ありがと!皆のこと大好きだからね!』

「「「「「「「「おぅ!」」」」」」」」


唯「玲..........行け」

『ッ.....うんっ!』

タッタッタッタッ


『蓮!』

蓮「.....。」

『蓮、まだ私の事好き.....?』

蓮「.....あぁ。」

『ホントに?』

蓮「あぁ。」

『良かった.....』

蓮「!?それは.....俺の事が.....」