『あ、あのね、後一週間で皆と離れなきゃいけないの。』
蓮「!?」
『あのね.....理由は..........』
佐奈人「.....俺が話す。」
『佐奈人.....』
佐奈人「お前、蓮って言ったか?」
『あ、あぁ』
佐奈人「あのな.....俺らで大切な人を殺したアイツに復讐すんだよ」
蓮「アイツって.....まさか」
佐奈人「.....蓮にはもう言ったのか。アイツは..........俺の父親なんだよ。」
蓮「!?」
『佐奈人はアイツに虐待されたりしてた。』
佐奈人「.....後ひとつ言ってないことあったんだけど」
『ん?』
佐奈人「俺の母さんも暴力振るわれてて.....そのせいで母さんが死んじまったんだよ」
『「!?」』
佐奈人「.....だからアイツに復讐する。アイツは人を道具と思ってるしな。」
蓮「.....俺もその復讐行く」
『.....!だ、ダメだよ!』
蓮「俺は俺の意思で行くんだ。止めても無理だと思うぞ。」
『.....何でついてくるの!?死ぬかもしれないんだよ!?』
蓮「....俺は死んでもいいんだ。お前のためならな。」
『なん.....で..........』
良哉「俺も行くぜ」
「「「「「「「「「「「「玲!」」」」」」」」」」」」
皆.....
『皆.....ありがと』
嵐鬼、雷鳥、藍猫「うん!」
『.....でも』
スゥ
これが私、
総長の顔なんです
『相手は組が5つだから。あと必ず卑怯な奴らだからな。平気で銃やナイフ、鉄棒とか持ってるけど.....それでもついてくるのか?』
嵐鬼、雷鳥、藍猫「うん!(おう!)(はい)」
『じゃあ後で藍猫の倉庫集合ねー!』
彩花「え!戻ってきてくれるの!?」
潤「ええ!ほんと!?」
唯「.....フッ」
雅俊「藍猫12代総長復活だ!」
「「「「「「「「おう!」」」」」」」」
そう、その前に
蓮に思いを伝えなきゃ
そっか
もうないと思ってたけど
まだこの気持ちが
あったんだね
良かった.....
決戦当日.....
この日私は父と母と兄と元彼を殺した
アイツに
復讐します
全ての想いを
アイツに
ぶつけるんだ
『よし、皆!前日だけど準備は良い?』
玄「うん、準備万端だよ」
零斗「はい、何時でも大丈夫ですよ」
隼「OK!早く行こ!」
結月「うん!早く喧嘩したい!!」
いや、明日だし
颯太「おう!全然OKやで〜」
雀人「うん!準備OK!」
由衣「喧嘩♪喧嘩♪」
そんなに喧嘩したいの!?
雅俊「よし!いっちょ頑張るか!」
潤「來の為だ!頑張らなきゃっ!」
彩花「玲、ホントに大丈夫?」
『うん、大丈夫!喧嘩と言う名の復讐だからね!』
不思議と怖い気がしない
やっぱり皆がいるからかな?
青空「.....玲、頑張ろ。」
『フフッそうだね!』
青空「怪我.....しないでね」
『もちろん!』
ありがと、青空
良哉「怪我すんじゃねぇぞ!.....後で始末が大変なんだよ。」
.....最後の言葉は無視してっと
でも良哉が心配してくれてる
『ありがと。心配してくれて』
良哉「バッ////ち、チゲぇし!」
『まぁまぁ、落ち着いてよ』
良哉「お、落ち着いてるし!」
ありがと、良哉
唯「.....良かったな。いい仲間が沢山いて」
『唯もそのうちの一人だけどね!』
唯「ま、頑張れよ。怪我しねぇ程度にな。」
『うん!頑張るよ!來の為に、そして家族の為に.....』
唯「ぜってぇ勝つからな」
『うん!』
ありがと、唯
蓮「玲」
『なぁに?』
蓮「喧嘩、ぜってぇ勝つぞ」
『うん!』
蓮「.....絶対、死ぬなよ」
ジーン
『フフッもちろんだよ。この喧嘩、絶対勝ってみせる!』
あ、言うの忘れてた
『蓮、復讐が終わったら.....話がある』
蓮「.....おう。わかった。」
『よし、幹部以上!会議を開く。二階来て。』
皆「はいっ!」
『これから会議を始める。今何人いる?』
唯「藍猫は傘下含めて総勢約600人」
良哉「雷鳥は傘下含めて総勢約300人」
蓮「嵐鬼は傘下含めて総勢約400人」
玄「.....やっぱり足りないね」
そう、向こうは2万と人がいる
ま、そりゃそ〜なんだけどさ
向こうは組が5組いるし。
アイツの組入れて
6もいる。
『んー.....。じゃあおじい様に頼んで神崎組借りるわ。』
蓮「じゃあ俺も藍川組連れてく。」
『.....え、蓮って組なの!?』
蓮「.....時期組長だ。」
『.....あ、同じ立場なんだ。』
初耳初耳!
人が足りないから貸してもらおう
『藍川組呼んで』
蓮「......ん。」
よし、私も呼ぶか
でも電話やだな.....
はぁ、我慢するか。
ピッ
プルプルプルプル
ガチャ
『もしも「玲かの!?」.....そうだよ。』
?「婆さーん!あのな!玲がわしに電話してきたんじゃよ!!」
.....だから嫌だったんだよ