キーンコーンカーンコーン
ガラガラガラ
達哉「席つ.....!?玲!お前一体どうした!」
『.....後で、後で言うよ。絶対』
達哉「.....そうか。」
後少しで居なくなる
キーンコーンカーンコーン
.....終わりの鐘。
ふぅ。
トントントントン
スタ。
『達哉、瑠衣読んできて。』
真剣な話だと呼び捨てになる。
達哉「.....あぁ。」
ダダダダダダ
瑠衣「ガタッどーした!?」
『そこに座って。』
瑠衣「.....コクリ」
『私、記憶が戻りました。』
ザワザワザワ
皆驚いてる。
.....特に嵐鬼と藍猫の皆はレアだね。
写真撮りたかった。今のは。
『.....皆、これから私の事を、隠していたことを言う。』
全「ゴクリ」
『私は.....藍猫の総長黒猫だ。』
ザワザワザワザワ
藍猫「.....。」
嵐鬼「!?」
『それであると共にハッキング世界一結猫だ。』
ザワザワザワザワザワザワ
藍猫「!?」
嵐鬼「!?」
.....あ、これ藍猫の皆に言ってないや。
『.....これくらいかな。』
まだあるけど。
『私は.....ここにいて良かったと思ってる。まぁ嫌な時もあったけど。』
嵐鬼「ビクッ」
『それでも楽しかった。藍猫の皆もいるし、嵐鬼も最初の時は楽しかった。みんなに会えて良かったと思ってる。』
でも.....
『.....でも、私は本当は.....ここにいてはいけない。いたくてもダメなの。私は.........................』
人殺しなのだから
蓮「それは違くね?」
『え?』
蓮「てか居たいならここに居ろよ。」
『でも.....』
蓮「お前はここにいたいと思ってる。本能に任せればイイんじゃね?俺らもいるし」
隼「そ〜だよ!」
結月「一緒に遊ぼう!これからもずっと。」
玄「玲はずっと」
零斗「ここにいていいんですよ」
蓮「俺らは 仲間 だろ?」
皆私の言って欲しいこと言ってくれる
嬉しい
『ありがと。』
でもごめんね
私といると汚れちゃう
だから私は
離れます
さようなら
今までありがとう
クッソ
なんで玲がいなくなんだよ
また姫にしようと思ってたのに.....
なんでいなくなんだよ
折角.....
折角守りたい人が出来たのに
はぁ、仕方ない。
嵐鬼と嵐鬼の傘下全部動かし
玲を抱きしめる
てか早く戻ってこないと
嵐鬼の中がピリピリするんだよな
皆玲がいないとイライラしちまうんだよ
だから早く
戻って来い.....
おお、ここが新しい学校かー
.....意外とフツー
ま、あそこは桁が違うからね
あ、私の変装聞きたい?
あのねー
黒のウイッグと黒のカラコン
三つ編みにメガネ
と言うまさかの
ザ・地味子
ですね。
てかこれならバレないでしょ!
あ、噂で聞いたんだけど
藍猫と嵐鬼が総出してまで私を探してるらしい。
傘下も動いてるみたい。
私が海外にいたらどうすんだ。
って感じですけど。
えーっと職員室はー.....っと
あった。
フツーだね。
よかった良かった。
先生「お、君が転校生かな?」
『はい、そうですけど。』
先生「俺は宮崎拓弥だ。何故か皆呼び捨てなんだよ。なんでだろ。」
『.....それは見た目がバカそうに見えるからだと思います。』
拓弥「え!俺生徒にそう思われていたのか?!」
誰がどう見てもバカっぽそうだけど。
『拓弥、取り敢えず教室行こう。』
拓弥「え!タメになってる!」
『バカっぽいから良いんじゃない?』
拓弥「ガーン」
ほら、バカっぽい。
拓弥「じゃあ俺が『わかりました。』まだ何も言ってない.....。」
『だってわかるし。二回目だし。転校は。』
拓弥「へー。じゃ、俺行くな。」
さっさと行けや。
なんか
あの人って疲れる。
一緒にいると。
拓弥「入ってこーい」
よし、行くか。
ガラガラガラ
『初めまして、広瀬花凜です。ここに来たばっかりなので宜しくお願いします。』
よし、言えた!
あ、皆にバレないように偽名使ってるんだー
.....あ。
何故か雷鳥の人がいる。
なんでこう暴走族に関わるんだろ。
あ、もしかして運命?宿命?
.........やだわー。